先週、カメルーンの南部、赤道ギニアとの国境近くにあるカンポ・マン国立公園に行きました。
一番の目的は、国立公園で野生の動物を見ること!だったのですが、運が悪かったのか大きな動物は
一頭も見ることができませんでした。
そのカンポ・マン国立公園から帰る途中に、エボジェという村があり、そこで3泊してきました。
エボジェ村は海沿いにある小さな村ですが、毎年11月から1月にかけて、
この海岸にウミガメの産卵にやってきたり、カヌーで川くだりができたり、ジャングルを探検できたり
もちろん海で泳いだり、見どころたくさんで3泊では全然足りませんでした。
そして、この村でもトキタラは地元の子どもたちに遊んでもらいました。
しばらく様子を見ていると、草花や木の実を使って本当に上手に遊びます。
そのうち、男の子たちは側転やバック転をし始め、女の子たちも同じようにクルクル回りはじめ、
最後には椰子の木に登り、トキタラを除く子どもたち全員がおサルのように木につかまっていました。
普段、木のぼりが得意だと自信をもっているトキゾーも、この時ばかりは負けた!と思ったようです。
私もカメルーンに来て、大人も子どもも朝から外で元気いっぱい働く姿を見ながら
引き締まった身体と優れた運動神経、遠くまで見える視力、キメの細かくて日焼けに強い肌、
裸足で歩いても大丈夫な足の裏、マラリヤに対する免疫などなど、
「この人たちにかなうものは無いなぁ」と思っています。
身体的な事だけではなく、物を渡すときに両手か片手でも手を添えたり、
水道やガスがなくても美味しい料理を作れたり、見ず知らずの外国人の私たちと遊んでくれたり
中身も見習いたくなるような人たちです。
そんなカメルーン人に囲まれて、これから3ヶ月楽しみです。
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