4月10日(水):
夜中から創くんがトイレと部屋を行ったり来たりしているようだった。
胃が痛いらしい。ゴールを目前にしてストレスだろうか・・・でも歩けるというので出発!
このところ、雨が降り続いているので木や草が青々をしている。
よく、こういう水溜めをよく見かける。昔の洗濯場らしい。でも冬は寒くてとっても洗えないよ。
そのまま進むと、義足のお兄さんがいた。スタンプを押してくれるらしい。
彼は自身も自転車でカミノを走り、砲丸投げのパラリンピックや世界大会で優勝している人。
でも、母国ルーマニアでは義足への援助がなく、また他の義足が必要な子どもたちのために
こうしてカミノの途中でTシャツを売ったりして資金を集めているそう。
そのあと、しばらく国道を歩いてみたけどカーブが多い上に車はビュンビュン走っている。
1キロも歩かないうちにカミノに戻った。死ぬかと思った。
このごろは、楽な国道を行くよりもしんどくても緑が多かったり山道だったするカミノの道がいい。
ゴールが近くなるにつれて、「ゴールすることが目的じゃないんだ」という気持ちになる。勝手なもんで。
そのあと、しばらく歩くとランボル君につけていた瓢箪の飾りが急に落ちた。
「フキツな・・・」と思っていると、やっぱり、右後のタイヤがパンクしているようだ。
でも、あと2キロくらいで今日の目的の街に着く地点で、道もアスファルトが続いていたので不幸中の幸い。
自転車屋さんもすぐに見つかり、すぐにパンクを直してもらえた。
この自転車屋さんを見つけてくれたのはタラだった。
「ジャングルみたいにライオンとかリスとかいるかな~と思ってキョロキョロしてたらあった」らしい。
自転車屋さんの隣にはアルベルゲもあり、今日はそこに泊まることに。
14時頃だったので、お昼も夜もその宿のキッチンを使って自炊できた。
しかも、その宿にはホットサンドメーカーがあり、明日の朝ご飯用にホットサンドも作った!ドーン!
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