4月8日(月):
今日も朝から雨。この2週間、毎日雨が降っている。それも結構な量で。
ブルゴスでお世話になったオスカーからメールが来ていた。
「今年の降水量はこの地方で1947年以来だそう」だと。トキタラの祖父母が生まれた頃以来やんか。
持っていた食料は、おおかた食べてしまったので朝ごはんは途中のバルでサンドイッチを。
このボカディーリョというスペインのサンドイッチ、パンに挟む具を生ハムとかチーズとか
色々選べるのだけれどトルティーヤ(スペイン風オムレツ)がどこでも一番安くておいしい!
ガリシア地方に入ってからよく見かける家のようなもの。
かたちや素材は、その家によって様々で「何だろう?お墓?」と思っていたけど
トウモロコシを保存しておくための高床式倉庫らしい。名前をオレオというのだそうです。
いつも鼻水をたらしているトキゾー、今日はタラの鼻水がたれているのを見て
「やーい、ハナミズヤロー」と言っていた。そんな2人を見ていても微笑ましい。
18キロ歩いて目的の街、レボレイロに着いたけれどアルベルゲを見つけられず
さらに5キロ先の大きな街、メリデを目指す。トキタラは寝てしまったのでバギーに乗せて歩く。
メリデまではカミノはドロドロなので、国道を歩く。国道では他の巡礼者はあまり見かけないけれど、
珍しく韓国人の巡礼者が歩いてきて「日本人です」と言うと、「僕の仲間に日本人がいて、もうすぐ来るよ」
と言って先に歩いて行った。
私たちのペースはゆっくりなので、そのうち会うだろうと思っていたが会わないままメリデに到着。
メリデは大きな街なので、もう会えないだろう、と諦めかけたところ、その日本人のおじさんも到着して
無事会うことができました。
夜は、そのおじさんと、おじさんの仲間たち(カミノで友達になった人たち)と一緒に
“プルペリア”というタコ専門のレストランに行きました。このところ毎日タコを食べている。
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