4月6日(土):
サリアの街を8時過ぎに出発。サリアには地元の人たちでにぎわうバルやおいしいパン屋さんがあり、居心地よさそうなので、もう1泊しようかとも考えたが先を急いでしまう。根が真面目というか。
サリアの街はずれで、ファーマーズマーケットらしきものに出会ったので中を覗いてみる。
地元産の野菜とともに家畜も売られていた。
買われて連れられていく子牛がいて、まさにドナドナ~といった感じ。引っ張ってるおじさんは
それどころではない様子でしたが。
他には、にわとりやウサギがいて、丸々していた。
サリアは、サンティアゴまで112キロ地点で巡礼証明書(徒歩で最後の100キロ以上歩いた人がもらえる)
をもらうために出発するには最適の街。だから巡礼者が増えるとは聞いていたが、本当に多い!
後ろからどんどん、絶え間なく人が来るのでどこでもトイレしていられなかった。
道も、たくさん人が通るからか歩きやすいし森の中のようで楽しかった。
トキタラもよく歩くので、順調に進む。
この頃の2人は、相変わらず木を拾って遊んだり
フードつきジャンバーのフードだけをかぶって、「マント」と言ってアンパンマンごっこをして遊んでいた。
通りすがりの村のおばあちゃんと何か話すトキゾー。長いこと、こうして話していた。
そのころ、タラはランボル君に荷物のように乗っていた。
そして今日はゆっくり歩いてたのか、17時頃ポルトマリンという街に到着。海ではなく川のそば。
タラが「今日はかまめし食べたい」と歩きながら言っていて、無理なので炊き込みご飯を作る。
このときは気づいていなかったけど、次の日、タラが「カツどん食べたい」と言い出したので、
アンパンマンのどんぶり3兄弟?のことを言っていたのだと気づいた。
そして、この街で泊まったアルベルゲには私たちのほかにはお客さん1人だった。
その人が、大阪門真南高校で英語の先生をしていたのだって。すごいめぐり合わせだな~
コメントをお書きください