4月3日(水):
宿のカルロスおじさんにお礼を言い、出発~!朝ごはんはたくさん出してくれて、元気が出た。
今日は、レオンで「バギーで通れないところは無いか?」と聞いた時に
唯一、「この峠はカミノの道では無理だから国道を行きなさい」と言われたオ・セブレイロ峠を越える。
どんな峠か心配だけど、ここまで来てしまったので行くしかない。バスもない。
でも、しばらくはのどかな風景が続く。
SE VENDE(売り出し中)の張り紙が。もう崩れかけの家に見えるが。。
そんなことを言ってると、坂が急になってきた。
うう、つらい。自転車の人も押して歩く。
ここから、国道とカミノに分かれるので私たちは国道へ。
登るにつれて雨が降り出し、霧も出て、前が真っ白で何も見えなくなる。
雪も積もったまま、融けていない。。。
この辺りで頂上かと思っていたけど、頂上の一つ手前の町だったらしい。
上り坂はいつもより時間がかかるので、進んだ距離が分かりづらい。
それでも、いつのまにか頂上のオ・セブレイロに到着!
ここはもう、カスティーリャ・イ・レオン州ではなくガリシア州。
ガリシア州は海に面しているため、魚介、なかでもタコが名物料理!
さっそくタコを注文してお昼ごはんにした。
「プルポ アフェイラ」という料理。茹でたタコに塩とオリーブオイルかけただけだった。
とってもおいしかった。これ知ってたら1キロでも簡単に食べられたろうに。。
そこから歩いて、このオ・セブレイロの一番高いところに来たけど、やっぱり何も見えない。
登りなので、10キロ進めたらいいほう、と考えていたけど、結局15キロくらい歩いて
オスピタル・デ・ラ・コンデサという村に泊まることに。
村に一軒しかないアルベルゲに行くが、入り口前に階段がありランボル君を担いで行った。
狭い階段だったので、「ひーこれは車椅子は無理やな」と話していると入り口に「身障者も泊まれます」
の張り紙が。笑かしてくれるわい、と他の項目を見ると「キッチン使えます」と書いてある。
ランボル君に自炊セット食材を積んでいたので張り切って用意してキッチンに行くと、
キッチンはあるが鍋が1つもない。自炊はあきらめて村に一軒しかないレストランへ。
すると、他の宿泊者たちも全員そこにいた。
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