3月31日(日):
アルベルゲはだいたいドミトリー。昨夜は20人くらい大部屋で寝ていたので、そのうちの誰かが
朝早くに電気をつけてくれたおかげで(本当にありがたいよ)早く出発することができた。
トキもタラも、道中でお気に入り杖を見つけて、毎日使っている。遊び道具として。
今日はずっと下り坂なので、なるべく滑らかな国道を通ることに。
目的の町まで、ずっと国道でいけそうなのだけど、車が通るたびにドキドキして危ない。
というわけで、やっぱり普通のカミノデサンティアゴの歩き専用の道に戻った。
けど、歩く人用の道は石がゴロゴロしていてバギーは押しにくい。
ゴツゴツで、どうしても押せない道は、こうして2人で担ぐことも。
それでも、時間がたてば何キロかは進んでるものでお昼頃、モリナセカという町に到着。
ちょっと大きめの町で、レストランがたくさんあるのでお昼ごはん休憩。
アストルガの町ではマラガトという名物コース料理があったのだけど、何故か食べ逃してしまったので
「これからは名物料理は逃すまい」と、ここの名物料理らしいボティーリョという煮込み料理を注文。
ボティーリョは豚の腸だか内臓だかに、豚の肉を詰めて煮込んだ料理。
殺した動物の腸に、その肉を詰めるなんて!と思うけど、ソーセージとかもそうなんだなー
おいしいんだよなーと2人前ペロリと食べて、再び歩き出す。
モリナセカからは、平らな道が続く。なので景色を見て写真を撮る余裕も出てきた。
「お遍路好きな人は、カミノも好きやろうな~」と言っていたけど、やっぱり。
さっき食べた、ボティーリョの銅像も。
マキバオーみたいな馬。マキバオーみたいって言われたことあるけどね、私も。
そして、あっという間に大都市?ポンフェラーダに到着。人口6万6千人の街。
大きな街に来ると、珍しい車があって、しばらく楽しむトキタラ。
日曜日なのでスーパーは閉まっているけど、小さな商店が開いていたので買出しに。
「タコあります」の張り紙があったので、ついつい買ってしまった。
「1キロが一番小さいサイズ」と店のおじちゃんは言った気がしたけど、1匹の間違いかもしれない。
生タコを持っては歩けないので、頑張って調理。ポンフェラーダはマンモスアルベルゲ1軒だけなのか、
たくさんの人が泊まっていて、立派なキッチンもついているけど、本格的に料理しているのは私たちだけ。
長いこと、キッチンを占領して夜ご飯のタコ野菜炒め&タコ飯。
翌日のタコ飯おにぎりもたくさんできた!
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