3月28日(木):
昨日の雨が嘘のように、今日は青空が広がっている。
こんなに天気がいいと、長時間歩くのもお散歩気分で気持ちがいい。
昨日の宿で仲良しになったお兄さんも、しばらく一緒に歩く。
今日は国道に沿った道をずっと歩くことになりそう。
カミノ専用の道があるので、車にぶつかることも迷うこともなさそう。。
そして、雨上がりだからか、カタツムリがいっぱい!
大きいのも、小さいのも、たくさん。ヒョエー
「これは肉厚でおいしそう」
途中、別れ道が何度かあり
2回、地元のおばさんが「あっちから行きな」と言ってくれたのだけど
やっぱり矢印に沿わないと~と言って、せっかくの助言を聞かず別の道へ。
すると、デコボコ、ドロドロ、上り坂の道を3時間くらい進むことになってしまった。
あーおばさんたちの言うこと聞いておけば、たぶん国道沿いの道を多少の登り坂はあっても
スイスイ行けただろうに。。
辛い辛いと言いながら、登っていくと、上りきったところに何か看板が。
その奥に人がいて、手を振っている。「こんにちは~」だって。あやしい!
でもトキゾーは、その人の方に走っていき、その人も何故か手を広げて待っていて
2人は抱きついて喜んでいる様子。(写真の奥に抱き合う2人が)知り合い?
全然知らない人だったけど、あやしい人でもなかった。
巡礼者を励ますために、ここに住んでいるという!ケヴィンさんでした。
ジュースやケーキなどを用意してくれていて、私たちはひと休み。
頑張って登ってきたから、あ~うれしい。
ここからは、今日の目的の街アストルガまであと一息!
登ったからには下らないとね、というわけで急な坂道を下り、アストルガが見えてきました。
下ったからには・・・また登ってやっとアストルガ!
アストルガには名物料理マラガタ(腸詰類の煮込み料理)や、チョコレート博物館など
おいしそうな街でした。ここにもガウディ建築が。
この建物は、アストルガ司教が火災で住んでいた住居を失った際に、
新しい建物の設計を同郷のガウディに頼んだのだそう。でも、建設の途中で司教が亡くなり、
今でもこの建物の3階部分は未完成なのだと、建物自体よりもそういうエピソードが私には面白い。
アストルガは人口1万2千人ほどで、巡礼路で通る街では大きいほう。
レオンで中華料理を食べるぞ!と意気込んでいったけれど結局お店が見つからず、食べられなかった私たちは
「アストルガくらいの街ならあるかも」と地元の人に聞いてみるも、「ない」とのこと。ガッカリ
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