3月24日(日):
昨日の宿は、料金が決まってなくて箱に好きなだけ入れるようになっていた。
公営アルベルゲの相場は5ユーロくらいだろうか?と10ユーロ入れて宿を出た。
他のお兄ちゃんなんかは、チャリンチャリンと小銭を入れてた感じ。そんなもんなのかしら?
いくら払ってもらえるかも分からない巡礼者に、おじいちゃんおばあちゃんは親切にしてくれた。
そういう人に出会うと、なんだかホッとする。巡礼者で儲けようとしてるお店もたくさんあるので。
今日も、歩くには寒いし風が強い。でも、子ども達にはそういう天気がちょうど良いのかよく歩く。
木を拾っては車やバイク、掃除機なんかに見立てたり、退屈な気配は一切ない。
日曜日なのに、だから?、他の巡礼者が多く後ろからどんどん抜かされて行く。
途中、ロシア人男性にも出会い、「日本人です」と言うと「じゃあ、僕らはお隣さんだね」
と言った彼の目は怪しくギラリと光った。北方領土のことかしら?
12キロ歩いたところで、お昼ごはん休憩。子ども達もほとんど歩いた。
ちょうど雨が降ってきたので、近くにあったバルに入る。
昨日は昼から夜までワインを呑みすぎたので、今日はビール!
ここら辺のバルには、ポテチにチリペッパーをかけたものがよく置いてある。想像通りの味。
食べ終わって、しばらくすると雨も止んだので出発。あと6キロで目的の町!
しかし、何だか足の甲が痛い。足首が痛いのが治ったと思ったら。
レオンに入ってから、よく見かけるようになった、この土の中に埋まる家。
これは、ベースメント(半地下室?)が昔の家にはなく、野菜やワインを保存する倉庫のようなものを
こういう土の下に作ったのだそう。お墓のような小さなものから、家かと思うような立派なものまで様々。
あの中に、おいしいワインが眠っているのかと思うとワクワクする。
そして、15時半頃マンシーリャ・デ・ラス・ムーラスに到着!今日は19キロの道のり。
疲れていたので、街に入ってすぐの私営アルベルゲに泊まることに。
レストランもついているので、ご飯も安心!(スペインのお店は日曜はだいたい閉まる)
と思って散歩に出た。
マンシーリャの街並みは、細い路地がたくさんあって面白そう。
ただ、日曜なのでほとんどのお店が閉まっていて寂しい感じがしたけど、平日は賑わっているのだろう。
中央の広場に公園があったので、トキタラは走り回って遊んでいた。
アルベルゲの庭でも走り回っていたし、歩いた疲れはないのだろうか。。。
そして、さ~ご飯でも食べに帰ろうか、とアルベルゲに戻ると
なんとレストランは閉まり、宿のおばちゃんも帰ってしまったと!!
仕方なしに、来た道を戻り街の中心で2軒、開いているレストランを見つけ、
無事にちゃんとした夕飯にありつけたのでした。
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