今日も8時前の気持ちのいい時間に出発!朝焼けの中、まわりの木やひこうき雲がきれいに見えます。
でも、昨夜もとても寒かったせいか、創君の調子があまり良くない。
無理せずいけるところまで行こう、とゆっくり歩いていきました。
朝は影が長いんだなぁと久しぶりに思い出しました。
しかし、このカメラに入り込んだホコリ、どうにかしたいなぁ。。
途中の街で「なにか温かいものでも~」と思っていましたが、
小さい街は冬の時期は閉まっているお店が多く、この日も開いていませんでした。
しかたなく、先に歩きます。でも今日は8キロ、6キロ、4キロ、と短い距離で大きめの街が
あるコースなので気楽に進めます。これが20キロ先まで街がないとなると、気も焦ります。
この先、そういう道もありそうなのですが、その時はその時。
お店にはいれなかったので、途中の公園で朝ごはんを食べました。
天気がよくてよかった!
ごはんを食べ、元気が出たところでまた歩き出します。
天気もよく、気楽なので川沿いでもまた休憩!
昨日の街で買ったオレンジ、トキタラが「おいしい」と言ってモリモリ食べました。
バレンシアオレンジだったのかしら?でも私は、こういう時に生ハムあればな~と思います。
結局ハム足、持ってきませんでした。持ってきてたら持ってきてたで後悔していたような気も。。。
この道はずっと隣に運河が流れていて、川沿いに歩きます。
ガラパゴスの海でシュノーケルをつけて泳げるようになったと自信をつけたトキゾーが
「トキ、この川でも泳げるで~」と言っています。いつ飛び込まないか心配です。
創くんの調子もよくならず、今日はここまで!大きな街、フロミスタというところで宿へ。
この街の公営アルベルゲもシエスタ中で4時半から受付だとか。疲れている旅人にはたまりません。
でも、近くのレストランでお昼ごはんを食べたり広場で遊んだりしているうちに、時間になりました。
今まで通ってきたどの街よりも大きく、スーパーもあり食材は豊富に揃いそうなのですが
残念なことにアルベルゲにキッチンがないとのこと。立派なキッチンがある宿の街にはスーパーが
なかったり、なかなか自炊できません。
公営アルベルゲは、こんな感じの2段ベッドがズラ~と並んだ大部屋で寝ます。
私営アルベルゲもあまり変わったものではないですが、値段が若干高い気がします。
この公営アルベルゲは、1ベッド7ユーロでした。
夕方5時頃だと、まだまだ明るく昼間みたいな雰囲気です。
創くんは、早々に寝ましたが母子は元気なのでちょっと街の散策に行きました。
移動金物屋さん?や八百屋さんが市場でお店を広げていました。
今まで泊まってきた街は、あまり人が歩いていなくて寂しげだったので
地元の人が生活している風景を見るのは新鮮でした。
そして、この街には電車やバスも走っているそうで駅の方に行ってみると電車が走ってきました。
人は乗っていなかったけど、車がたくさん!
車好きのトキタラは「こんなに車が載ってるなんて!」と感動している様子でした。
ついでに夜ごはんも、路上で。
うなぎの稚魚のオイル付け缶詰とパンを買って近くの公園で食べました。
日本の”のれそれ”?と思っていますが、のれそれはアナゴの稚魚だそうで、違うんでしょうか。
スーパーでビールを買うと、500ml缶が0.5ユーロくらい。安い!お店で飲んでも1ユーロくらいで
日本と比べると、いや南米と比べてもスペインのアルコール類はビックリするほど安いです。
エクアドルのキトは、路上でお酒呑むことが厳しく禁止されていて外国人10万円以下の罰金だった
(たぶん)のですがスペインはどうなのでしょう。気になりながらも、呑みましたが。
そんないい加減なことをしていてバチがあたったのか、片付けの最中、足に変な力の入れ方をしてしまって
私のアキレス腱あたりが痛み始めました。そして、トキゾーが「歯が痛い」と言うので口の中を見てみると奥歯が少し欠けている!全く思い当たることはありませんが、歯にぽっかり穴が空いているので
ビックリして、とりあえず歯医者さんに行こうとしましたが
「この街に歯医者さんはいない、20キロ先のもっと大きい街ならいるかも」と言われ、なす術もなく、
部屋に戻ると熱にうなされる創くんがいるのでした。
コメントをお書きください