世界遺産とか遺跡とか、あまり興味がない私たちですが、
クスコに3ヶ月もいてマチュピチュを見ずにはおれまい!と奮発して行って来ました。
マチュピチュといえば、のこの風景と「空中都市」
というくらいのイメージしかありませんでしたが
この1ヶ月、クスコで暮らして
隙間なくびっしり埋められた石組みの美しさや、
後から建てられたスペイン式の建物は地震でくずれたのに、
インカの石組みはびくともしなかった、と言われる丈夫さ、
色とりどりの衣装を着て街で働く先住民族の人たち などなどを
いつも目にしていて、インカ帝国はどんなにすばらしかったんだろうか
という想像はふくらんでいました。
そして、そのインカの街並みが完全に残っているというのがマチュピチュ。
500年以上前に作られたにもかかわらず、今でも階段までちゃんと残っていて
当時の人たちの知恵や体力、忍耐力など現代人より優れていたんじゃないかと思ったり
マチュピチュ遺跡の第一発見者と言われるハイラムビンガムが、発見するまでに
周りの別の山にも登ったんだろうか、だとしたら骨折り損だったな、とか
もうこの段々畑をよじ登ってくる頃には、ここに幻の都市があることを確信していただろうな、とか
今までは静止画の印象しかなかったマチュピチュが、500年前の人々が生活したいた時代から
100年前にハイラムビンガムが発見した時、そして観光客いっぱいの今の姿と
そこに関わる人たちに少し寄り添うような感じで、その場にいられて面白かったです。
そして、一番よかったのは
退屈するかも、と思っていた子ども達が
石ばかりの中でかくれんぼをしたり、変わった形の石に興味深々だったり
流れてくる水の出所を探しに階段をどんどん登っていったり
現地の子たちと遊んだり、温水プールのような温泉で泳ぎまわったりと
なかなか目いっぱい楽しめたことでした。
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